図書館員ピロコの日々

本が好き!だけではすまない毎日

心折れる折り紙

壁面飾りの展示替えの当番が回って来た。

児童コーナーのエレベーター横 ここは広いし

目立つので大作を作らないと。

 

テーマは「ワクワク!春が来たよ」

なぜかこの場所は折り紙で壁面を飾るという

不文律がある。

フリー素材をプリントアウトして貼る というのは

許されない。 

 

もう1人の担当のキューちゃんと

折り紙の本からなるべく簡単そうな

動物を選んで試し折りをする。

半分に折って、裏返して…三角に折り筋を付けて…

「あれ?」「どうして⑤から突然⑥の形になる?」

「その間を図にしてくれ!」文句が止まらない。

簡単な「作り方」は実は難しい事を痛感。

 

「とにかく1匹作れれば、後は同じものを量産だし

身体に折り方を叩き込むのよ!」

「手を動かせ!」

ど根性おりがみだ。

 

出来たけど私の折った動物はモブキャラだな😸

一瞬の撮影

館内を巡回していると掲示物や

本を読む我が子を悪気なく、

素早くスマホで撮っている人が割といる。

止める暇もない。

図書館内は撮影禁止という事になっているが

これって時代に合っているのか?

皆息をするように撮っている。

 

昔 カメラだけしかない時代は

カメラケースから出す 構える などと

「撮影ご遠慮下さい。」と言える間があっただろうけど

カシャ!で振り向いた時にはすでに終わってる。

 

絶対に館内撮影出来ないわけではない。

この自治体では撮影許可証を取得してもらって

(目的などを記入し、FAXで中央館に送り、OKをもらう

当日発行は無理でしょうね)撮影許可証を首から下げてもらう。

前もって館内でイベントをやる団体はこの方法で活動記録が

撮影できる。

 

ついつい撮ってしまう人にこんな説明したらビックリするだろう。

この人は今日はこれきり撮らないだろうなと思ったら

おやめ下さいとは言わない事も多い私。

 

でも館内で女の子のスカートの中を撮影してた事件も

あったという事で‼︎

 

スタッフは眼を光らせ、耳をすませてます👀

過去に行く私

図書館で働いているといろいろなジャンル、年代の本を

触る機会がある。

「懐かしいな〜……どんな内容だったっけ?」

確認のため借りて読む。

「ああ、あの小説 続編があったんだ。」借りてから、

前作をすっかり忘れているのでそれも借りて読む。

過去作品ばかりに時間を使ってちっとも最近の本を読んでない。

 

こんなことじゃいけない 過去本も現在本も

バランスよく読まなきゃ と思うが

古い本にほど興奮するタチなのだ。

今日も予約された雑誌を取りに書庫に行ったら

廃刊した懐かしい雑誌に目が行って「読みた〜い!」と

心から思った。

 

どんどん過去に遡って行く私。

もっと新刊コーナーも行かないと💦

クリぼっちなんて死語🎄

今年は日曜日がクリスマス。図書館も混んだ混んだ。

連勤後なので疲れてるし家で1人でのんびりした。

 

家の近所のスーパーでお惣菜を買ったが、

パーティプレートばかりかと怯えていたら

ちゃんと少人数サイズのクリスマスっぽい料理もある。

仕事帰りの人への配慮 ありがとう!

 

好きなものを食べながらM-1を観る。

ご機嫌なクリスマスだ。

 

こんなに焦燥感なく1人でクリスマスを過ごせるのは

なぜだろう?と考えてみた。

 

図書館でハロウィンが終わった直後からクリスマスの

飾り付けをし、先週にはクリスマスお話し会を終えた

ことで気が済んだのか?

叫んだもんね「メリーメリー クリスマス!」と

子供達とリース作りもしたし。

そこで気持ちは浄化され、心はすでにお正月お話し会。

 

前倒しで行事を楽しんでる。図書館に勤務しているおかげだ。

 

現実逃避と思えなくもないけど

年末📖文学旅

 

こんな忙しい時期だけど、しまなみに旅行に行ってきた。

(この時期安いから)

暖かいし、お天気に恵まれてよかった😀

 

まずは道後温泉に。初めての愛媛県❤️

「坊ちゃん」を実写化、アニメ化で繰り返し観ていたせいか

脳内に理想の道後温泉駅と周辺がガッチリ出来上がっている。

それと現実との答え合わせ状態になった。

 

リアル道後温泉はというと何と保存修繕工事中だった。

足場に囲まれている建物…   アーケード商店街…

坊ちゃん電車も走ってない

 

私っていつもこう😭行く先々が長期修繕工事の時期になってる。

それでも温泉は営業中だということなので入る!裏から

入浴し終わったら退館するしかない。

2階のお休み処でボヘ〜っとしたかったなぁ。

また脳内で楽しもう。

 

翌日は正岡子規記念館と坂の上のミュージアムに行く。

こっちは旅行前にやっつけで作品をさらったので

ただ現実を受け入れるのみ。

 

坂の上の雲3人の主人公は立身出世の為に

東京に行き、家族を呼び寄せたり結婚したりと

そこまで地元ラブではなかったような?

まぁ時元で仕事がなかったのだろうな

と思ったら秋山兄弟、兄の好古が

晩年に地元で校長先生をしたというのが

ホッコリした。本当は軍人より教育者になりたかったのね。

 

寒いの苦手なので温暖な土地で生活するって憧れ🥹

ここの地域の図書館訪ねたかったな〜 

また勝手に脳内に穏やかな木造図書館が建設されちゃう。

 

図書館奇譚🏰

今夜は元同僚の人達と忘年会。

皆 異動でいろんな自治体の図書館に行ったり

本社に内勤になったりしてる。

 

同じ公共図書館でも自治体が違うと

システムも開館時間も仕事の進め方も全然違う。

お互い興味津々。

 

9時開館、10時開館。7時閉館、8時閉館、945分!閉館。

ビジネス街の図書館。住宅地の図書館。

業務委託、指定管理

どこに配属されるかは運次第

(〇〇図書館とピンポイントで募集する場合もある)

 

どこの館も何かしらの事件が起きている。

内部での人間関係のいざこざも多い。

怪談のように順に披露して

皆それを「ひぇ〜!」と聞く。

 

「ひぇ〜!」をあまり多くもらえなかった私は

この中ではまだ職場に恵まれてるってことか?

ちょっと悔しいような…😬

適温さがし

寒くなってきた

ちょっと前まで水筒の中身は氷入りのお茶だったが、

今は温かいお茶。身体も心も暖まる😀

 

しかし!この温度が難しい。

朝淹れたお茶が午後にはぬるくなってしまうと悲しいので

熱いのを水筒に入れる。気も〜ち水で温度を下げて。

 

午前中に乾燥して喉カラカラ〜!とガブっと飲もうとして、

あまりの熱さに悶絶する時もある。

午前用、午後用と水筒を2本持ってくれば

安全なんだろうけど荷物になるから嫌だし。

 

休憩室でお湯を沸かしてお茶を作ってる人もいるけど

私はこの古い古い建物の水道を信用していない。

湯沸かしポットも古びているので使いたくない。

 

かといってポットと水を持参するのも

現在備品と水道を使っている人達が

気を悪くするかもしれないのでダメだし

 

ストロー式水筒にしたら

口内の被害が抑えられるかもしれない等と思案中。