図書館員ピロコの日々

本が好き!だけではすまない毎日

花咲くお話し会

お話し会の絵本の打ち合わせをした。

テーマは「春が来た」ありがち

2人で交互に読むのだが、

それぞれ選んだ絵本を見せ合ったらとても似ていた。

ぽかぽかでキラキラで嬉しいね〜的なそうなるよね

 

少しピリッとしたのも入れようと、書架に行ってみた。

昔話なんかいいんじゃないかなと「花咲か爺さん」を選んでみた。

絵はカラフルで今風。

 

分数を計るため読み聞かせと同じフォームで音読する。

読み聞かせしやすい本かどうかもこれでわかる。

(文字が絵の中にあちこち散らばってる本は私は苦手)

 

隣の強欲おじいさんが正直おじいさんの犬をクワで殺害、

記念の木を伐採、その木で作った臼を燃やす 等、

サイコなシーンが続く。

そうだ〜昔話って残酷だった〜

たとえ絵がカラフルでもやはり昔話。

 

これはこれ、考えさせる内容だけど後でフォロー出来ない…

短時間のお話し会で読むのはやめようと外した。

それぞれの読み時が来たら読んだら良いとは思うけど。

 

桜を咲かせるラストしか印象になかった。

灰を巻くに至るこんな悲しいことがあったなんて…

正直じいさん、怒ってもいいんだよ!

いやその前に、強欲じいさんが隣に住んでたら、

大判小判持って即愛犬と共に引っ越しだ!等と

カウンターの時間になっても

いろいろ考えてしまった。今度こそ心に残った。