図書館員ピロコの日々

本が好き!だけではすまない毎日

駆ける読書

明日が返却日だった。

予約多数本だから延長は出来ない。

返却日を失念していた。

 

予約棚にあった時、これは面白そうと思った。

『空を駆ける』梶よう子:集英社

 

「小公子」を日本で初めて翻訳した

明治の女性文学者、若松賤子さんの生涯を描いた長編。

 

予約して待つこと数ヶ月。張り切って3分の1まで読んで

そこから他のことに気を取られていた。

こんな中途半端な感じで返却はできない。

また予約しても手元に来るのは数ヶ月後。

ここまで読んで買うのも負けた気がするし。

一気に読んでしまいたい。

 

読むんだ!可能な限り高速で!

あまり早く読むと内容が頭に入ってこないので

スピード調節が難しい。

ここは情景描写だから加速!

ここは減速!

 

読了。

いろいろな感動が押し寄せてきた。

やった!間に合った!集中すれば何とかなるじゃん等

 

もちろん 昔の人は短い生涯で

濃い業績を残したんだなという事も身に染みてわかった。

 

じっくり読まなくてすみません。