図書館員ピロコの日々

本が好き!だけではすまない毎日

蔵書点検だ〜📚

蔵書点検日が来た。年に一度の図書館の棚卸しだ

今年は地下書庫の担当になった。

嫌だなぁ脚立使うし、重い本ばかりだし、

ホコリもすごいし…ブツブツ

 

割り当たったのは雑誌エリアだった。

やった〜!軽いぞ‼︎と思ったけど

背のない雑誌は自立しないし

バーコードを読み飛ばさないようにするのに

雑誌をずらすのって指がつりそう。

 

知らない雑誌が多いなぁ。

 

雑誌黄金期(1980年前後?)に出た

マニアックな分野の雑誌は数年分で

読み込みが終わる。短命だったのね。

 

歌舞伎雑誌「演劇界」は1948年から

休刊した2022年まで保存していた。

紙質やサイズが変わり、値段も100倍に!

(創刊は1943年。復刊号から保存)

裏表紙の広告で時代の移り変わりがわかって興味深い。

図書館ができる以前に発売されたものは寄贈本だった。

 

戦後すぐから歌舞伎雑誌をもれなく集めるなんて

寄贈してくれたのはお金持ちか歌舞伎関係者?

激動の時代の中で守られここにいる雑誌たち…ロマンだわ

想いを馳せながらバーコードを読み、

最終号を読んだ時は感無量。

長い間ありがとう!さようなら演劇界😭

読んだことないけど。

 

全く陽を感じないモグラな1日だった。