図書館員ピロコの日々

本が好き!だけではすまない毎日

寄贈ルール

寄贈のお申し出が時々ある。

その時必ず

「図書館の判断で蔵書にならなかった場合は、

リサイクルに回ってしまいますがそれでもよろしいですか?」と

伝える事になっている。

 

「誰かに読んでもらえるなら何でもいいわ」と

了解していただける事が多いが、

先日著者自身が自分の本を置いて欲しいと持って来た。

書いた本人に「リサイクル」というワードを使うと

傷つけてしまうんじゃないかと

それに変わるワードを必死に考える。

「希望する利用者さんに直接お渡しする事に

(実際はリサイクルコーナーに置くんだけど)

 

寄贈者は「いいですよ、でもこの分野は

扱いが少ないからぜひ置いて。」と

分厚い本を数冊置いていかれた。

調べると区内で既に一冊、所蔵している著者だった。

(受け入れ実績があると所蔵になりやすい)

後は貸出し回数などで所蔵するか判断する。

よくわからない時は中央図書館に送ってしまう…😀

 

たまに紙袋に入った本達が図書館の入口に

置いてあるが、もらうわけにはいかないんですよ。

落とし物として保存する事になるし、

リサイクルにも回せない。

期間が過ぎたら処分になる。

まずはカウンターに相談に来てね!