図書館員ピロコの日々

本が好き!だけではすまない毎日

朝からキツい

休館日開けだはあ。

日曜日に返却されただけの配下待ちの

本がドカンとある。

ひたすら棚に戻す作業だ。

開館前にスタッフ総出でブックトラックを引きずって

分類順本を棚に戻す。

戻したい。一刻も早く。

外国文学の棚に行く。棚パンパン。どの段もだ。

後で古い本は抜くとして今はとにかく配架してしまいたい。

いよいよ入らない文庫本の表紙をふと見る。

夏への扉」ロバート・Aハインライン 爽やかなSFだ。

これは定番だから棚に入れておきたい。

ねじ込もうと格闘してると

「何してるんですか?」とキューちゃん。

私「ハインラインが入んライン!」

 

彼女は笑いもせず、後ろでそそくさと配架を始めた。

すべった

しばらくしてニッコリ手招きするキューちゃん。

ミチミチの棚を指差し、手に持ってる本の表紙を見せる。

ジェフリー・ディーヴァー「限界点」

 

なるほど私が大喜利勝負を挑んだと思ったのね。