図書館員ピロコの日々

本が好き!だけではすまない毎日

恐竜と焼肉

今日はお休み。

春休みも終わってそろそろ

空いてきたかな?と恐竜展に行く事にした。

決めたのが前日夜なので当然1人で行く。

 

展覧会はいいとして、その後のランチと

周辺の行きたい場所を調べておこう

ランチは1人でも入りやすいところ、

周辺の見どころ、美味しいものも買いたい。

 

そうこう調べてたら寝るのが深夜になってしまい、

起きたのは結構な時間だった。何のための計画だ?

 

誰かと約束してたら許されない事だけど

今回は1人行動なので良しとしよう。ノロノロと出発。

 

ランチだけは計画通りピーク時間を外し、焼肉にした。

1人焼肉は真摯に肉と向き合えるし、

食べてみて うわ!生焼けだった!と思ったら

網に戻せるのですごく良い。自由だ。

クセになりそう。

 

レトロ雑貨屋で好みのキーホルダーも買ったし、

充実した休日だった。

恐竜?そんな人もいたわね。(遠い目)

システムダウン

昨日お休みで、今朝出勤したら

ワークルームに本が満載のブックトラックが何台もある。

嫌な予感…

「昨日からシステムダウンしてるので何もできてない」との事

昨日いなくて良かった〜😆と思ったけど

その後処理の今日が大変なんだった。

なのに昨日の貸し出し、返却をシステムに統合させ終わるまで

何も出来ない。

カウンター業務は手書きで対応。

 

書架整理しながらシステム復旧の知らせを待つ。

まだ?もう待機本を乗せるブックトラックも無くなる〜😓

 

昼近くに「返却処理OK 〜!」とまるで「勝訴〜!」ような

調子で叫びながら館長が階段を駆け降りてきた。

そこからがもう戦場。

 

2日分の返却処理、配架予約のピックアップ

取り置き期限切れの処理もある〜!

 

仕事はためるとツラい。私は同じ作業が続くのが嫌いなのだ。

家でも時々ライフハック!とか思い立って

作り置きとかまとめ買いもよく挫折してるもんね。

 

昨日ブックポストに入れた本が返却済みになってない等

問い合わせの電話がジャンジャン来るし

エラいこっちゃ!

鳥肌まち

半年以上前に予約していた小説の順番が回って来た。

まだまだ後ろに400人待っている人がいる。

早く読まなきゃ。

 

なんで予約したんだっけ?と

書評を見てみる。「衝撃のラスト!」「鳥肌が立った」と

期待させる言葉が踊っている。

なるほど読みたい。

 

サクサク読めるので よし今夜中に一気に読もう!

感動して就寝だ!と意気込む。

 

途中ダレてきてTV観たりしたけど

感動が待ってる!とまた読書。

3時ごろに読了。

感動したかというと…

ああ…そういう仕掛けなのね、なるほど。が

率直な感想。

期待が大きすぎたか?

約束された感動なんてないよね。フッ😮‍💨

 

朝起きれるかな…と不安になりながら寝た。

タイムスリップ!

予約が入ったので書庫に70年代の「CM 年鑑」を取りに行った。

ずっしり。裏表紙に付録のソノシートが付いてた。

昭和だね〜 聴きた〜い!

でも再生出来ない。手に持ってるのに聴く術がない。

時代との隔たりを全身で感じる。

これって これって これって

「エモ〜い❗️」

 

そう心で叫んで書庫に鍵をかけ、

エレベーターで現実に戻るのだった。

源氏物語VSホワイト社会

大河ドラマの影響で紫式部源氏物語関連の本が

よく貸し出しされている。

いろんな人が現代語訳してるのね…

私は誰の訳で読んだっけかな?

思い出せない。

 

昨年出た角田光代訳の源氏物語はあいにく予約多数だったので、

円地文子訳の源氏物語を読んでみた。

第一部「桐壺」…全く記憶になかった。

読んだのは教科書に載ってる一部分で、(多分「若紫」?)

あとは「あさきゆめみし」を読んだだけなのに、

知ってる知ってる読んだ読んだ🎵と都合よく勘違いしてた💦

 

読んでいると脳内でアニメ化された「あさきゆめみし」が

美しく上映される。現代の絵巻物、漫画恐るべし!

 

昨今のワイドショーでホワイト社会に染まっている私には「雅ですね〜」じゃすまない光源氏の行動にハラハラ、ドキドキ😱

ヒカル大丈夫?後の巻でツケが来るぞ〜

 

今こそタンパク質!ですが〜

蔵書点検が終わった次の日の開館日は混んだ。予想通りだ。

予想してなかったのは自分の疲労回復の遅さ。

朝なのに夕方のような倦怠感。

 

ふと周りを見るとスタッフ全員疲れが漂っている。

疲れが残っているというより

3日止めていた通常業務を筋肉痛に耐えながら

こなしているので現在進行形で疲れが貯蓄されていってるのだ。

 

せめて栄養を取ろうと休憩時間はお菓子をたくさん食べる。

帰ってからも食べる。

こんなに頑張った一週間なのに得るのは贅肉だけ?

泣けてくる😭

蔵書点検だ〜📚

蔵書点検日が来た。年に一度の図書館の棚卸しだ

今年は地下書庫の担当になった。

嫌だなぁ脚立使うし、重い本ばかりだし、

ホコリもすごいし…ブツブツ

 

割り当たったのは雑誌エリアだった。

やった〜!軽いぞ‼︎と思ったけど

背のない雑誌は自立しないし

バーコードを読み飛ばさないようにするのに

雑誌をずらすのって指がつりそう。

 

知らない雑誌が多いなぁ。

 

雑誌黄金期(1980年前後?)に出た

マニアックな分野の雑誌は数年分で

読み込みが終わる。短命だったのね。

 

歌舞伎雑誌「演劇界」は1948年から

休刊した2022年まで保存していた。

紙質やサイズが変わり、値段も100倍に!

(創刊は1943年。復刊号から保存)

裏表紙の広告で時代の移り変わりがわかって興味深い。

図書館ができる以前に発売されたものは寄贈本だった。

 

戦後すぐから歌舞伎雑誌をもれなく集めるなんて

寄贈してくれたのはお金持ちか歌舞伎関係者?

激動の時代の中で守られここにいる雑誌たち…ロマンだわ

想いを馳せながらバーコードを読み、

最終号を読んだ時は感無量。

長い間ありがとう!さようなら演劇界😭

読んだことないけど。

 

全く陽を感じないモグラな1日だった。