図書館員ピロコの日々

本が好き!だけではすまない毎日

地下労働もあるよ

 

図書館員の仕事ってカウンターで立ってるか、

書架に本を取りに行くかの軽作業に見えるかもしれない。

事務室で座って何か書いてるとかね。

 

でもバックヤードどころじゃない!

地下保存庫での労働があるんですよ〜

(✳︎図書館によって保存庫の場所はいろいろです)

年鑑、白書など新しいものが発行されたら、

開架のものを保存庫にしまい、保存庫の最古のものは

除籍する。雑誌も同様。

ここではその作業を誰が言ったかトコロテンと呼ぶ。

昭和レトロな呼び方…

 

トコロテン担当は脚立に乗り、

出して、ずらして、また入れる。重っ!

汗ばんだ身体に舞い飛ぶ埃をたっぷり浴びる。

まるで天ぷら。(揚げる前の)

 

子供の頃、脚立に乗って本を取る

というのに憧れたっけ✨

革表紙の本を取り出し、

これだわ!」とか言いながら微笑む、

知のアルケミスト✨✨

 

似て非なるこの状況…

 

ああ、カッコつけたいと天ぷら図書館員はつぶやく🍤