図書館員ピロコの日々

本が好き!だけではすまない毎日

明暗

予約棚にアイウエオ順に到着した分の本を入れ込む作業が

12回ある。

これが重労働だ。重いし、棚の位置によって

背伸び、屈むを繰り返す。

本が大型の時や、1人の冊数が多い時は

別置きにする為の処理もある。

カウンターの人が予約本を取りに来た時は

サッと退かなければいけない。たとえ20冊抱えていてもだ。

 

後半と前半に分かれて組み込みをしていたら

後半の人が楽しげに独りで喋っている。

何だ?と近づくと喋ってるのは

組み込みのスタッフじゃなかった。

声の主は外。ブックポストから声が流れていた。

 

ブックポスト脇で楽しげに大声で通話してる声を聞きながら

組み込みゲラゲラと笑う声を聞きながら、

黙々と組み込みをしていると

天国と地獄と思ってしまった。

 

いつもよりキツく感じた組み込み時間だった。