図書館員ピロコの日々

本が好き!だけではすまない毎日

セルフ図書探偵!

昔読んだ小説の断片を、ふと思い出して

「あれは誰の書いたなんてタイトルだったかな?」と気になった。

こんな時こそ図書館員の立場をフルに使ってセルフレファレンスだ!

 

利用者へのレファレンスと同じ手順で

自分に聞き込みをする。

 

女流作家 戦前 夫も文士 投獄

 

しぼって、しぼって

佐多稲子の「くれなゐ」では?と突き止めた。

 

残念ながら私の勤務している自治体は

昔読んだ文庫版は所蔵してなかったが

自館の書庫の「現代日本小説」に収載されていたので

早速借りてみた。

 

焦る気持ちで本を開くと

ガーン!旧仮名遣いだった。読みづらっ!

 

古い本ってタイムカプセルみたいで嫌いじゃない。

サクサク読めないけどこれも縁なので読もう!

 

昔読んだのが「くれなゐ」なのか違う本なのかは

今読んでる段階ではまだわからないけど…