図書館員ピロコの日々

本が好き!だけではすまない毎日

駅から10分

通勤は人波と逆行する。 みんなが駅に向かうのに

私は住宅地に入って行くのだ。

 

狭い道を急ぎ足の人とぶつからないように

身体の角度を変えつつ、忍者のように歩く。

 

前方に異様にゆっくり住宅地に

入って行くキューちゃんの後ろ姿が見えたので早足で追いつく。

私「おはようございます!っ‼︎」👀

彼女はコンビニで買ったレンジでチンするうどんの上に

オニギリを乗せ、片手にはペットボトルを持っていた。

歩みが遅いはずだ。

レジ袋をもらわないにもほどがある。

ていうかエコバッグ持ち歩けよ!

 

「お先です。」と言って彼女を抜いた。

道幅が狭いんだから仕方がない。

一緒にいるところを通行人に見られたくないから 

ではない 

ええ、決して