図書館カードを新しく作る人への利用案内の説明は
必ずしなければいけない。
新カードを渡した途端に「忙しいからいいです!」と
立ち去ろうとする人もいるが、そうはいかないのだ。
後で聞いてない!と言われないように
貸出し期限、貸出し冊数、
ブックポストに入れてはいけない資料等の説明をする。
多くの人は「はあ。」「へえ。」と聞き流す時間だ。
子連れの人は子供が飽きて騒ぎ出す。
空気を読んで巻きで話す。
そんなもんだと、思っていたら今日の新規登録に来た人は違った。
「貸出し冊数は雑誌、CD合わせて30点です」
「そんなに⁉︎ すご〜い!」
「次の予約がない資料は、貸出しの延長が2回まで出来ます。」
「まあ〜嬉しい〜💚」
ノリノリの相槌。こんな反応は初めて。私も嬉しい。
でも どう相槌返しをしていいか困った。
ありがとうございます? そうなんですよ〜⁇ なんか違う。
他のスタッフもこの通販番組みたいなやりとりが珍しいのか
こっちを見てる気配がする。
緊張の新規登録だった。
ちょうどいい感じの人来ないかな。