私が勤務している自治体の図書館は
予約が届いた時の連絡方法を電話にすると
当番のスタッフが利用者へ電話する。今どきアナログだ。
届いた冊数と取り置き期限と休館日を伝えるのだが、
「何の本かタイトル教えて」と言われることが
時々ある。すんなり読める本ならいいが、
どう読むかわからない漢字ばっかりの
タイトルの時代小説が困る。
間髪入れずサラッと言わなければ!という焦りから
一か八か「〜という図書です。」と言ってみて
「え?」と言われると真っ白になる。
マズい!読み間違えたか⁉︎ 恥。
しばらく間があって
「あ〜、佐伯さんの小説ね。ハイハイ」と言われると
ホッとする。生き返った気分。
高齢の人は予約した本のタイトルを思い出すのに
時間がかかるのだ。
ちゃんとデータや奥付けを見ればいいものを
一か八かの私もいい加減。アナログ対決だ。